公益社団法人日本技術士会東北本部
宮城県支部 支部長 藤島芳男



 日本技術士会は公益社団法人移行後今年が2回目の役員改選年に当たり幹事選出選挙が行われ、その結果は4月時点で全国26県支部が設置されており地域組織の着実な拡大が伺えます。宮城県支部は仙台市に設置しておりますが、東北本部と同一県内に支部が設置された初めてのケースと聞いております。
 宮城県支部も更なる支部活動の充実を図るべく幹事定員を増強し22名全員が信任され、委嘱期間は平成29年の統括本部定時総会までの2年間となります。平成27年7月22日(水)に宮城県支部年次大会を開催し新幹事5名を含む全員が選任され、引き続き私が支部長に再任されました。今期もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 宮城県支部会員は全員本部会員で構成されており、年次大会時点で540名、入会率40%(全国平均約20%)となりました。統轄本部の目指す会員の拡大や、東北本部の目指す地域的な会員活動の活性化への一役を担えるものと考えております。ここに至るまでには様々なご苦労があったことと推察されますが、宮城県支部設立までご尽力頂き東北本部提携関係の内部組織を築いて来られた前幹事の皆様に改めて敬意を表したいと思います。 
 東北の約半数の会員を有する宮城県支部の活動では、公益社団法人移行以前より日本技術士会と提携関係を保つ内部組織を立ち上げ地域活動を継続してきた経緯のある東北本部とは予算その他役割分担等の事業運営に関する様々な懸念を感じたものですが、現在は互いに調整を図り概ね良好な関係を維持しつつあります。昨年仙台市で開催した「国連防災世界会議」への参加では、日本技術士会主催として「現場見学会」や「公開シンポジウム」を催し、東日本大震災での教訓を世界に発信することが出来ました。これは統轄本部、東北本部及び東北6県支部の強力な連携と支援の賜物で、この経験によって本部と支部の連携の重要性を再確認させられた想いであり、是非今後の活動に生かして行きたいと考えております。
 東北地方の自治体は全国どの地域よりも早い人口減少・少子高齢化対策に、一方では公共施設等の老朽化対策など財政を含むあらゆる環境変化への対応に迫られており、会員の専門知識を生かした多様な智恵が求められていると思われます。宮城県支部では東日本大震災からの復興加速化の継続を最優先に、又地域の方々の複雑化する様々な要請への期待に応えられますよう地道な取り組みなど更なる努力をして参りたいと思います。
 統轄本部、東北本部、各県支部の皆様及び宮城県支部会員の皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。