公益社団法人 日本技術士会東北本部 宮城県支部長のあいさつ
宮城県支部長 山本真之
この度、公益社団法人 日本技術士会東北本部 宮城県支部長を拝命いたしました。微力ではございますが、これまでの支部幹事としての経験を踏まえ尽力させていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
日本技術士会は、1951年、戦後の日本を技術の力で復興することを目指して産声をあげ、1957年に技術士法を制定、1958年には第1回技術士試験を実施しております。なお、「技術士」は、科学技術に関する高度な知識と応用能力が認められた技術者で、科学技術の応用面に携わる技術者に与えられる権威のある国家資格です。
東北本部におきましては、今年『東北本部 10年ビジョン(2023)~東北の技術士会が実現すべき将来像~』を作成しており、「1.会員サービスの向上」、「2.他団体との連携強化」、「3.技術士の知名度向上」、「4.安全文化(Safety Culture)の浸透と恒常化」の4つのテーマを掲げ、これを実行してゆくこととしております。宮城県支部は、今後、これらを具体的に実践してまいります。
宮城県支部は、2023年6月現在、会員数621名、協賛企業数87社にて構成される組織であり、東北本部の事業と整合を図りつつ連携することによって支部の役割を果たし、東北全体が公益を得られるように心がけております。
ここ数年、コロナ禍の影響をまともに受け、現場見学会などの支部活動も制約を受けてまいりましたが、一方、コロナ禍に伴うWEB会議の進展に伴い、研修や講演会などにつきましては、「対面+WEB併用」における開催方法が定着し、地域を超えて参加いただける機会も増えてまいりました。今後も他団体との連携強化を図りつつ、技術者一人ひとりの技術力の向上や自己研鑽を支援し、併せて一般市民に向けて講演会等への参画機会の提供を行うなど、技術士および技術士会の活動を広く推し進めてまいります。
宮城県支部の活動が活力ある地域創りに貢献できるよう邁進してまいりますので、これまで同様、皆さまのご支援ならびにご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2023年7月吉日