平成29年度 第2回豊年技術士懇談会

2018年02月07日

公益社団法人 日本技術士会 東北本部 宮城県支部 豊年技術士懇談会委員長 岸 憲之 拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 平成29年度第2回豊年技術士懇談会の講演会を下記の内容で開催いたしますので、ご参加くださいますようご案内申し上げます。

敬具

●演 題:「坂道からみえてくる仙台市街地の地形 ~ 過去の災害に学んだ伊達のまちづくり ~」 ●日 時:平成30年 3月 15日(木) 15:30~17:30 ●主 催:公益社団法人 日本技術士会 東北本部 宮城県支部 豊年技術士懇談会 ●講 師:松本 秀明氏(東北学院大学 教授(教養学部 地域構想学科、地形学)、理学博士) ●略 歴:昭和28年仙台市生まれ、仙台第一高等学校、東北大学理学部、同大学院博士後期課程 修了 岩手大学教育学部、東北大学教養部、同大学院理学研究科の教員を経て2005年4月から現職 著書(分担執筆):仙台市史「特別編1自然」,日本の地形「3東北」など。 ●内 容:伊達政宗による仙台藩のまちづくりにおいて、城下町が平野ではなく、わざわざ用水の 確保が困難な台地に築かれたのはなぜか。この謎を解き明かす鍵となったのが松本教授に よる仙台平野の地形学の研究で、弥生時代と平安初期の貞観時代に東日本大震災の大津波と ほぼ同規模の津波が来襲していたことや、高頻度で大規模洪水が発生していたことが原因の ひとつ、という興味深い結果が明らかとなりました。 仙台の市街地は河岸段丘と沖積平野の上に展開しており,それらの境界部には活断層が走っ ています。これらの地形は街中にみられる坂道や微高地に注目することで,それぞれの位置 を理解することができます。今回は,河岸段丘,活断層に加えて,仙台平野に広がる名取・ 広瀬川扇状地を流下した大規模洪水や津波の痕跡についての話題提供です。 この地形学の研究は、NHK 「ブラタモリ」 仙台編『伊達政宗は「地形マニア」!?』にて 放映され、松本教授が出演されました。 ●会 場:仙台市市民活動サポートセンター(6階セミナーホール) 仙台市青葉区一番町四丁目1-3 TEL:022-212-3010 ●対 象:どなたでも参加できます ●定 員:80名(※定員になりしだい締め切ります) ●参加費:無料 ●申込締切日:平成30年 3月7日(水) ●申込方法・問合わせ:E-mail又はFAXにて下記事務局まで ●申 込 先:公益社団法人 日本技術士会 東北本部 事務局 TEL 022-723-3755 FAX 022-723-3812 E-mail tohokugijutushi@nifty.com ●会場のご案内:・地下鉄広瀬通駅 西5番出口すぐ ・市営バス「商工会議所前」徒歩3分 ※ご来館には公共交通機関をご利用ください。 ●懇親会:講演会終了後に懇親会を行います。 会費4,000円 「平成29年度 第2回豊年技術士懇談会」の案内及び申し込み書は、以下をクリックしてダンロードしてください。 H29年度 第2回豊年技術士懇談会のご案内.pdf H29年度 第2回豊年技術士懇談会のご案内.doc ※申込の際に記入して頂いた個人情報は、当セミナーの各種連絡の目的にのみ利用いたします。 当日CPD参加票を配布いたします。